パルス治療
パルス治療とは、刺した鍼の頭に電極を繋いで弱い電流を通し、神経や筋肉に低周波の通電を行うことで身体機能の調整をする治療法です。両方の肩の部分や、神経の経路上、良導絡(経絡上のポイント)に、電極としての鍼を刺し、低周波の電流を通電するものです。
肩の筋肉自体の徒労による痛みには、その緊張をすばやく緩め、痛みを緩和させる効果があります。 また、自律神経などの神経系に起因するの麻痺的な症状に対しても、その機能回復に効果が期待できます。
電流を通すと同時に、収縮している筋肉がピクッピクッと動いて痛みが軽減していくことが体感できます。
経路や良導絡に施す場合は、その基本は東洋医学ということになりますが、筋肉や神経系に電流を通すという発想は、現代医学的なものでもあり、東西両医学のメリットを活かした複合的治療法とも言えます。